こんにちはー。
自宅で食べたミートソースパスタにパルメザンをかけすぎて、口当たりが若干「トマトクリームパスタ」みたいになった一月二十日です。お変わりございませんか?

前回、記事一本ぶん「違う話題(いつにも増して、趣味に走った話題)」をお送りしましたが、今日からまた「グリフィン&ロイヤル」編です!サンマイシューノの屋台脇で、カー家のポーラスターを見つけたロイヤル。彼は彼女を「姉さん」と呼びますが……?

(前回のお話は、こちらからどうぞ)

それでは、本日もまいりましょう!




「ロイヤル!会いたかった!!」と叫び、街角でロイヤルに「ハグという名の猛タックル」をお見舞いしたポーラスター。なすすべもなく三メートルばかり吹き飛ばされてもんどりうったロイヤルをあわてて助け起こし、彼女はあらためて彼をハグ。そして、彼の肩にトンと頭を載せます。

ポーラスター「ごめんね、ロイヤル。嬉しすぎて飛びついちゃったよ。心配してたけど、元気そうだね。ロイヤルとグリフィン兄さんの旅の結末については知ってる。グリフィンが当主として覚醒したことも。すべてを掬いとることはできなくても、ロイヤルたちが決着をつけたのなら、それで充分だと思うな、わたしは」

ロイヤル「はは、なんだか立場が逆だな。行方不明になったのは姉さんたちのほうなんだから、おれが姉さんを心配してたっていうのがスジだろ?おれたちの呪いの話が、姉さんの耳にも届いてるとは思わなかった。魔法界の噂になってるんだな……?」

ポーラスター「そうだよ?お世話になってるアパートに、事情に通じた魔女の女の子が居るんだ。(※マル・フォーンのことです)その子が話してくれた。あ、クラリッサもわたしと一緒に居るから心配しないでよ?」

ああ、やっぱりポーラスターは「生まれつき魔力を持つ一族」ノーマン家の娘だったのです。
そして、彼女の妹クラリッサ・ノーマンも。

ええと、ということは、グリフィン・ポーラスター・ロイヤル・クラリッサが兄弟だった(記載は年齢順)、ということですね?大所帯!そういえば随分前に、この家は九人兄弟だと聞いたことがありましたっけ。


ロイヤル「姉さん、ちょっと待ってて。グリフィンに連絡するから。グリフィンもサンマイシューノのどこかで、姉さんを捜してるんだ」

ポーラスター「あ、グリフィン兄さんも一緒なんだ。ま、ロイヤルがここに居るなら、グリフィンだって近くに居るはずだよね。ロイヤルはいっつも、グリフィンのあとをついて歩いてたもん」

ロイヤル「それ、子供の頃の話だろ?……あ、もしもし!グリフィン、今どこに居る?」


電話でグリフィンを呼び寄せたロイヤル。
ポーラスターはその肩をトントンと叩き、グリフィンを待つ間に一緒に自撮りをしようと言い出しました。

ポーラスター「今夜ロイヤルと会えた証拠を、ちゃんと自分のために残しておこうと思って。明日の朝、もしロイヤルがわたしやクラリッサを残してどっか行っちゃって【昨日のロイヤルは夢だったのかな?】って思った場合は、これを見直して【ああ、夢じゃなかった】って思うんだ」

ロイヤル「う。ごめん……。姉さんたちを置いて出て行って……」

ポーラスター「ううん、謝らないでよ。あの荒天の中、お互いを捜すなんて出来やしなかったわ。それに、グリフィンやロイヤルと違って、わたしとクラリッサは魔法使いじゃない。わたしはグリフィンとロイヤルを助けたかったけど、あれ以上一緒に旅を続けても、ふたりの役には立てなかったと思う」

ロイヤル「そんなことないよ!」

ポーラスター「ふふ。……うん、ありがと」


撮れた写真は、こちら。
ロイヤル坊っちゃんが、弟らしい「ニヒ顔」になってます。ニヒッ!


そうこうしてるうちに、グリフィンが到着しました。
やってきた兄と待っていた妹は目を合わせ、どちらともなくほほえみました。

ポーラスター「……グリフィン、久しぶり。グリフィンも元気そうでよかった」

ロイヤル「ああ、おまえも」


グリフィン「あの日、おまえとクラリッサの手を離したことを、いつも後悔してた。おまえたちを捜し出すことが出来たなら、謝って、旅の結末を伝えたいと」

ポーラスター「ふふ。いいんだよ、そんなことはもう!」

ポーラスターは兄の腕の中にするりとすべりこんで、肝っ玉母さんのように背中をぽんと叩いてあげたあと、またすぐに、ちょっと恥ずかしそうに身体を離しました。


ロイヤル「なんで姉さんは、グリフィンにはタックルしないんだよ?おれなんか三メートルはふっとばされたのにさ。姉さんって、おれに比べてグリフィンのほうを、大事に扱うよな?」

そうボヤくロイヤル坊っちゃんは、いつのまにかそこの屋台で、あったかい飲み物を買ってきております。


ポーラスター「だってさ、グリフィン兄さんはロイヤルと違って、本当にイヤな時もイヤって言わないで、まわりの気持ちを優先してくれるでしょ?元々そういう繊細なとこあるシムなんだから、やっぱりわたしが丁重に扱ってあげなくちゃ!」


妹のあけっぴろげな言い方に、グリフィンが困ったような、あたたかな笑みを洩らします。すかさずポーラスターが携帯電話を持ち上げて……


ぱしゃりと、写真を撮りました。それが、こちらの画像。

ポーラスター「おー、写ってる写ってる!ほんとにグリフィンとロイヤルが、ここに居るんだね……!」

ロイヤル「ポーラ姉さん。幻じゃないんだから、そりゃ写るだろ?」


その後も、あーだこーだ話していた兄姉弟(きょうだい)。
気がつくと、ポーラさんがふたりから離れて、パタパタとどこかへ駆けていきます。

え?ポーラさん、どこ行くの?

ポーラスター「クラリッサを呼んでくる。まだ起きてると思うから!」

つづきます!



今回のポーズは、

新生まるきぶねスローライフ 様

よりお借りしました。
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!
Thanks to all MODS creators!

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