ガレ編・エピローグ(前編)

2020年1月12日日曜日

【プレイ日記2020】 ★ガレ編 プレシャス・トゥ・ヒロインズ ミナキ家(子)

t f B! P L
こんにちはー。

毎日眠いです。冬眠したい……。
お変わりございませんか?

今回は、「お母さんを捜していた若者」こと、ガレくん編の最終話(前編)です。ニュークレストにて、ついに異父妹ストロベリーを見つけ出したガレ。その旅路を見守り続けたソニアに、ガレは感謝を伝えます。そして……?

(これまでのストーリーの流れは「★ガレ編」のラベルからどうぞ!)

それでは、本日もまいりましょう!




ガレくんとの長い旅が終わった翌朝、ソニア姉さまはぐっすり眠っていて、なかなか目を覚ましませんでした。そこにハンナちゃんが帰宅して(朝帰り!)ばーん!と、お部屋のドアを開けました。

ハンナ「姉さま、ただいまー!あれ、まだ寝てた?ドングリ(ハンナの旦那さんであるティモが飼っているアライグマ)のおなかの調子、やっと治ったよ!それでやっと帰ってきたの!獣医さんの話では、食べた物のせいだろうって。姉さまのお部屋、相変わらずちゃんとお片付けしてるねぇ」

ソニア「そうなんだ、よかったね!ハンナちゃん、大変だったんだから今日は寝てていいよ?わたしとコハクちゃんは、サンドウィッチとか食べるから」

ハンナ「ううん。大変だったのは、姉さまのほうだよ。お疲れ様!ガレの妹さんが見つかって、ほんとによかった」


そんな会話が交わされた灯台荘に……


まもなく、お客様がやってきました。

ソニア「おはよう。ガレくん、ストロベリーちゃん」

ガレ「おはようございます、ソニアお嬢様。じつはストロベリーが、お嬢様に見て頂きたい物があると言って」


玄関が開いて入ってきたガレとストロベリーに、コハクが気づきます。ストロベリーは、コハクとおなじくらいの歳の女の子……仲良くなれるかな?



恥ずかしそうですが、いい感じです!
時間が、ふたりの距離を縮めてくれるでしょう。

そしてストロベリーは、胸に抱きしめていた古い楽譜を、テーブルに載せました。


ストロベリー「ソニアお嬢様に見てほしいのは、この楽譜なの。ママが死ぬ前、最後に作った曲。ママはその頃もう声があまり出なくて歌えなかったんだけど、あたしにこの歌を遺すと言って書いてたの。でも、あたしは文字も楽譜も読めないから、これがどんな歌なのかわからない。ソニアお嬢様は音楽家だって、ガレから聞いたの。お嬢様、ガレとあたしにこの歌を歌ってください」

ソニア姉さまは楽譜を手に取り、丁寧に読みました。

ソニア「ストロベリーちゃん、この歌を一度も聴いたことがないのね?」

ストロベリーは、こくりと頷きました。

ソニア「この歌は、わたしじゃなくてストロベリーちゃんが歌うべきだと思う。ストロベリーちゃんがガレくんに歌ってあげるといいと思う」

ガレ「おれに?」

ストロベリー「どゆこと?」


そして、姉さまはガレくんをお部屋からポイっと締め出し、ストロベリーとふたりで歌のレッスンをはじめました。




(歌が大好きなクゥが、興味津々で聴いてます)


ポイっと締め出されたガレくんは、ぷかぷかと海に浮いたり、ハンナちゃんのお人形遊びに付き合ったり、コハクの学校の話を聞いたりしていましたが、夕方になってもレッスンが終わらないので、ソニア姉さまによっておうちに帰されてしまいました。

ソニア「ガレくん。今日はもう帰って、ちゃんと食べてちゃんと寝てね?そして、明日ストロベリーちゃんを迎えに来て?ストロベリーちゃんは今日はわたしと歌のお稽古をして、うちに泊まってもらうことにするから。お歌、明日ガレくんにご披露します」

ガレ「……はい」

ガレくんは神妙な顔をしながらも、ちょっと困ったような笑みを覗かせています。

おお。
ガレくんをこんなに雑に扱うソニア姉さま、初めて見ました。ソニア姉さま、歌のレッスンに夢中です。意外と、スパルタ教師でした。笑

果たして、ガレとストロベリーの母・フェリシアナの遺作とは、どんな曲なのでしょうか……?

つづきます!

【おまけ】


せっかくお友達になれそうな女の子が泊まりに来てるのに、その子は歌のレッスンに拘束されてて一緒に遊べないコハク。(パジャマ・バージョン)

コハク「いつか、あの子と遊べるかな……?」



今回も、たくさんのMOD・CCのお世話になりました。
すべてのMOD・CCクリエイター様に、心より感謝しております!
Thanks to all MODS creators!


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